ABOUT 私たちについて
Dress Would Be Not Just to Wear
But for Poise and Fulfillment.
装いは、美しさ、身だしなみや心の充足感までを創る。
New York 1921
マックレガーは1921年にデヴィッド・ドニガー氏が
ニューヨークにて創業したブランドです。
当時の米国において、ドニガー氏のルーツでもあるスコットランドの王家の分家・マックレガー家に伝承された紋章「ブラックライオン」や、ハウスチェックを使った衣料商を始め、徐々に大衆の支持を獲得していきました。
McGREGOR’s ROOTS マックレガーのルーツ
6世紀頃にスコットランドに定着した5種族の中で、
9世紀の半ばにスコット族のケネス・マックアルピンの即位によりアルピン王朝が生まれてスコットランドは統一。
このスコット族の中で最も有名なアルピン氏族をさかのぼり、8世紀の王の子息の一人「グリゴル (Gregory)」が、息子・子孫を意味する「Mac」をその名に付けたことが、マックレガー家 (MACGREGOR) のルーツと言われています。
(The Clans and Tartans of Scotland 日本語翻訳版より引用)
HOUSE CHECK ハウスチェック
マックレガー家のタータンは、赤色が深いぶどう着色に変わると表現され、
現在も狩猟タータンとして広く普及しています。
現在ブランドで使用するハウスチェックについても、格子やペインの配列パターンを守りながら、
シーズンカラーを付けた表現をしています。
淡いカラーリングのセットアップにチェックシャツを重ねた王道のトラッドスタイル。ブラウンのコインローファー やクリアなメガネなど小物使いも今の気分にマッチする。
アイビースタイルといえば、濃紺のブレザーは鉄則。フロ ントに飾られた金ボタンは、羽織るだけで背筋が伸びる。 時代を問わず愛される永遠のクラシック。
パンツルックにブルゾンを羽織ったボーイッシュなカレッジスタイルは、今見ても新鮮。チェック柄やノルディック柄など、柄を取り入れたオーセンティックな着こなしに、 少しだけレディなアクセントを取り入れて。
ブランドのアイコンでもある「ドリズラー」ジャケットは、 やっぱり赤がよく似合う。フロントのポケットやジップ仕 様、チンストラップなど、雨の日でも羽織れる一着。
フィールドコートにシャツでタイドアップしたスタイルがクール。ウディ・アレンの映画に出てくるようなアメリカントラッドなスタイルは、今見てもやっぱり憧れる。
立体的なケーブル編みが特徴のフィッシャーマンセーターは、フロントの木製ボタンが良い。ざっくりとした編み柄とボリューム感は、今の気分にもぴったり。
ゴルフウェアとしても活用されていたジャケットは、背中にギャザーを配し、スムーズなスイングを可能にし、多くのゴルフ愛好家たちに親しまれていた。ウィメンズのセットアップも素敵。
ハウスチェック
ブランドの伝統を彩るチェックは、ルーツのスコットランドから代々受け継がれた格式ある柄。時代によって色やアイテムを変えながらも、そのパターンは普遍的に守られている。
クリースの効いたベージュのチノパンに真っ白なキャンバススニーカー、濃紺のブレザーにアーガイルニット。アイビーファッションは、いつまでも僕らの基本形。
マスターピース
1955年に公開された映画「理由なき反抗」の中でもジェームス・ディーンが着ていたアンチフリーズ。真っ白なTシャツとデニムに合わせた着こなしは、いつ見ても格好良い。
2000年代まで展開していたキッズライン。大人の装いそのままに子供服として展開。ジャケットにチルデンセーター、チノパン。いつかまた孫とお揃いで楽しみたい。
時代とともに変わる
100年の歴史があれば、ブランドタグもこれだけ変化。当時の懐かしいロゴは、フォントや文字の大きさ、デザインまで様々。あなたの持っている一着は、どのタグがついてますか?
夏のプレッピースタイルに欠かせないマドラスチェック。マドラスの本場はインドがルーツ。独特の清涼感が溢れるマドラスチェックシャツを着て夏のプレッピーを堪能したい。
ネイビーが定番
シックなスタイルを完成させるコートは、いつの時代もネイビーが主役。グレーのニットを細いレザーベルトでタックインした着こなしは、今に通じるグッドガールスタイル。
中綿がしっかりと詰まった保温力のあるアウトドアアウターは、キュッと絞った裾とドロップショルダーデザインが懐かしい。胸元から覗く肉厚で真っ赤なセーターがアクセント。
プレッピースタイル
色鮮やかなポロシャツに膝上丈のショートパンツ、真っ白なスニーカーを合わせたスタイルは、これぞ夏のプレッピー。カジュアルだけど、品よく見える秘訣は白いソックスもポイント。
ブラウンカラーのキルティングコートに、バミューダパンツを組み合わせたボーイッシュな着こなしは、都会的なアウトドアスタイル。ハットやフェアアイル柄ニットもキュート。
真っ赤なニットジャケットに真っ白なパンツがアメリカン。カジュアルな装いだけど、今見てもスタイリッシュ。ドライブにぴったりの軽快な着こなしがクール。
ラグランスリーブのスウェットは、フロントにプリントしたロゴがポイント。大きなアームホール、裾を絞ったシルエットは、永遠のプレッピーアイテム。豊富なカラーリングもアメリカンスタイル。
オールホワイトが掟
スポーティなテニスルックは、オールホワイトがドレスコード。ブルゾンの襟や袖、ニットの裾に配したトリコロールカラーがお洒落。芝の上でもエスコートするのが紳士の嗜み。
クラシックなトレンチコートはニューヨークの街によく似合う。馴染んだ素材感、ぎゅっと結んだ紐、だけど洗練されて見えるのは、サックスブルーのシャツにイエローのタイが街に映える。
ドリズラーと同じくブランドのアイコンを担うアンチフリーズジャケット。光沢感のある素材とフリースの裏地は、冬アウターの筆頭。カジュアルなのに、上品な見た目はヴィンテージになっても色褪せない。
北欧の漁師や海軍ルーツのダッフルコートは、やっぱりネイビーが鉄板。水牛トグルに、レザーループが高級感のある見た目がグッド! チェック柄のパンツとマフラーでよりトラッドに。
クリスマスソングはいくつになっても聞くだけでワクワクする。クリスマスカラーのタータンチェックスカートは、穿くだけでワクワクする。
ネイビーのスウェットにシアサッカーのパンツ、バケットハットを被った王道のマリンスタイル。カジュアルだけど上品な秘訣は、ネイビーと白の配色バランスのおかげ。
ブランドのロゴマークである王冠を被ったライオンとハウスチェックが高貴なロゴプレート。マクレガーの歴史はここから始まったのだ。100 年を迎え、新たな歴史を作り出す。
McGREGOR’s HISTORY マックレガー ブランドの歩み
McGREGOR’s ICONIC
MASTERPIECE
マックレガーを象徴する傑作
ゴルファーの小雨対策として1945年に発表したスポーツジャケットで、当初は「スコッティッシュ・ドリズラー」の名称で販売していた。50年代に米国で大ヒットを記録。それ以降、米国では同系ジャケットを”ドリズラー”と総称するようになった。このことから60年代に織りネームを現在の「ドリズラー」に改めた。ドリズル(霧雨)に対応する撥水生地ドリズラーを開発・採用したことが商品名の由来だ。こうした新素材への取り組みに加え、スポーツウェアをカラフルに一新、特定のモデル名を持たせるなど、ドリズラーが革新的とされた理由はいくつもある。40年代、50年代と時代に応じた微調整を繰り返してきたが、基本的な作りは完成した当時のまま。襟を立てて留める仕様、逆両玉縁ポケットなどは、雨風の浸入に配慮したドリズラーを象徴する機能的デザインとなっている。アメリカンカジュアルの王道、マックレガーブランドを象徴する永遠の定番。
1955年公開の映画「理由なき反抗」で俳優ジェームス ディーンが着用れたことでも知られる、セットインスリーブのジップアップジャケット。初登場は1949年。1945年に先発したドリズラージャケットと違い、混紡生地ではなく、ナイロン100%を表素材に採用。ポケットを囲むアウターステッチとバックヨークがなく、ゴムを仕込むことで背面の腰回りをリブ状に仕立てている。さらに裏地に備えたフリースで保温性を高めるなど、ドリズラージャケットの完成されたデザインをベースに、防寒対策としての工夫を随所に施している。また豊富なカラー展開も50年代当時では画期的であった。現在でもドリズラーと双璧をなすマックレガーの名作と認知されている。
モデル名にある「ラムジェット」とはジェットエンジンの一種のこと。現在はミサイルの推進機関に応用されてい るが、このエンジンの実用化研究が本格化した1950年代。新時代の幕開けに胸をときめかす、宇宙開発華やかかりし頃に「ラムジェット・ジャケット」は商品化された。首位置に織りネームにあしらわれたロケットマークの刺繍に、当時のムードを感じ取ることができるだろう。ドリズラーと同じセットインスリーブで、往年のマックレガーらしいクリーンな見立て。しかしながら襟&袖口には横引きゴムのリブニットを当て、裏地にはキルティングを配している。 実はこの「ラムジェット・ジャケット」の原型は1940年に防寒用にマックレガーが開発したフライトフライトジャケットにある。例えば、手袋をしても操作しやすいという実用性に考慮されたフロントの大振りスライダーに、開発当時の名残を留めている。
1938年に史上初となる年間グランドスラムを達成、1964年には国際テニス殿堂入りを果たした世界的テニスプレーヤー、ドン・バッジ氏。マックレガーは60年代から同氏の名を冠したオリジナルコレクションを発表している。 ファッション業界における最先端を走っていた英国で生まれ、ゴルフ用ソックスやニッカーボッカーなどの輸入販売を経て米国政府のテキスタイルコンサルタントまで経験した創始者デビッド・D・ドニガー氏。彼が生み出すスポーツウェアはマックレガー設立当初からスポーティでクリーンであるとエスクワイア誌をはじめとする有力誌から寵愛を受ける存在だった。となれば、時代の寵児と呼べる両者が手を組むのは必然と言ええるだろう。写真のテニスジャケットはバッジ氏がデザインした物で、胸に「マックレガー・バッジ・ドラゴン」ラインのアイコンマークを配している。
TIMELINE
創始者デビッド・ドニガー (David D.Doniger) イギリスに生まれる。
アメリカに渡り帽子販売開始。
アメリカ政府のテキスタイルコンサルタントとして活躍。
スコットランドからゴルフソックス、ニッカポッカーズ、帽子などを輸入し、当時のアメリカンライフスタイルにふさわしい”コーディネートスポーツウェア”を企画。イギリス伝統のマックレガー家のチェック、王冠、紋章をデザインしたDMを発送してPRを行う。
4月25日にDavid.D.Doniger&Co.INC.設立。McGREGORブランドが誕生。
エスカイア誌にMcGREGOR Sportswearのカラフルな広告が登場。
ドラゴンマークのデザインをしたとされるテニス界の名プレイヤー、ドン・バッジ (Don Badge) がグランドスラムを達成。
「ドリズラージャケット (Drizzler Jacket)」を発表し大ヒット。
「アンチフリースジャケット (Anti-Freeze Jacket)」を発表。
世界21か国に輸出を開始。
伝説的俳優のジェームス・ディーン (James Dean) がアンチフリースジャケットを着用した『理由なき反抗』が公開。
著名ファッションイラストレーターのRene Gruau (ルネ・グリュオー) との広告コラボレーションを展開。
ニューヨーク5番街666番地に「McGREGOR-DONIGER.INC」社としてショールームオープン。ファッションアベニューと呼ばれ話題を集める。
日本での本格販売開始。
ブランド生誕100周年を迎える。